うつ病から始まる休職生活

うつ病になってからの記録とこれからの人のために

発達障害を疑う自己肯定感の影響

自分がうつ状態になってしまった背景を考えると、もしかしたら発達障害の傾向があるのではないかという一つの結論に行きつきました。

 

結局何が自分を追い詰めていたのかというと、自己肯定感の低下の積み重ねだったんです。

 

学生の頃は生活する上で特に困ったことはありませんでした。

割と成績も上位のことが多く、世間一般でいうMARCHクラスの大学に進学しました。

 

ただ確かに小さい頃から、机の周りはぐちゃぐちゃなことが多く、自分の部屋がプリントで足の踏み場がないことも少なからずあったように思います。

 

また、高校の頃はよく遅刻ギリギリで登校していました。朝起きれたとしてもなんやかんやしているうちに遅刻ギリギリの時間になってしまうんです。

近所の友達も同じ高校に通っていたので、1年生の頃は一緒に投稿していたのですが、あまりに自分がギリギリになってしまうことが多く、友達の方から「別々に行かね?」

と痺れを切らされた経験もありました。

 

部活などに関しても、中学は卓球、高校は弓道と今思えばどちらも個人でどうにかなるスポーツでした。はなから野球やサッカー部などに入る気は無かったのですが、深い深い意識の中で、団体で動くことに苦手感を感じていたのかもしれません。

 

振り返るとなんとなく思い当たる節は見つかるのですが、決定的な困り感を出すことなく生きてこれました。

 

しかしながら、就職をして社会人になってからというもの、いろいろな困りごとが出てきました。

 

まず一度に言われると理解できなくなリます

 

とにかくマルチタスクが苦手なのだと気付かされました。

例えば、「〇〇に電話してアポ確認して、そっからこの書類と××に郵送して、あ、あの機材汚れてるから綺麗に掃除しといて。」と言われるとします。

そのとき、自分も仕事中なので、声をかけられるとまずその仕事のことが頭から飛びます。覚えなきゃと思って必死なのですが、それでも、掃除しといてと言われた後で、電話すると言われたことを忘れてたりします。

 

新卒での会社での上司はその日によって機嫌が変わるようなムラっけのある人でした。

聞き返すと怒鳴られるのではないかと思って聞き返せず、結局、それでも仕事としては存在するので、忘れていたことを後々になって怒られるということがよくありました。

 

また、周囲の環境に影響されやすいことがあります。

注意が散漫になりやすいみたいで、周りがギスギスしていたりすると気になって集中できなかったり、ちょっとした相手の発言の背景を考えすぎたりして頭がいっぱいになったりします。

結果、業務中にもすごく疲れてしまって、やるべきことがまだたくさんあるのに充電切れ・・・結果仕事が終わらない。みたいなこともたくさんあります。

 

優先順位をつけられないというのも、仕事がうまくこなせない原因の一つかと思います。たくさん業務を言い渡されたとき、普通はどれを優先してやるべきかを考えますよね。

よく言われるのは、相手がいる仕事から優先的に終わらせることで、対外的にも問題なく進み、残った時間で落ち着いて自分の仕事を進めることができるというやり方です。

 

これ、自分相当苦手です。

 

優先順位をつけられることが逆に理解できないというか、なんでできるの!?と尊敬の眼差しで見ています。普通の人は難なくこなして日常なのかと思うと、必死になんとか考えて優先順位をつけて、よし動くぞ!となった頃にはもう遅いみたいなこともあります。

 

それでもなんとか、クビとかにはならずに仕事は続けてこれました。

まだ診断を受けたわけではないので、なんとも言えないのですが、きっとグレーゾーンには入っているのではないかと思ってます。

 

自分のことは自分が一番わかってるなんて勝手に自負していましたが、うつで休職になって少しいろんなことに目を向ける余裕が出来たことでやっと見えてきたこともあります。

 

意外に一番苦しい思いをしているのは、グレーゾーンの人たちなのかもしれません。

症状が顕著に出ない分、人並みにできる時もあったり、問題なくこなして行くこともあったりするので、いざ出来ない状況になった時に怠惰とか自己の管理不足と捉えられがちなのではないかと。

 

また、病院に行くほどではないので、結果的になんの対処もせずに、怠慢だからちゃんとしないと・・・という、やる気とか気合いとかよくわからないもので片付けてしまいそうなのです。

 

取り止めのないことをつらつらと書いてしまいましたが、早く発達障害の検査したいなーモヤモヤしてるこの状況が一番だるいです笑