うつ病から始まる休職生活

うつ病になってからの記録とこれからの人のために

自分に向いている仕事はNANDA

うつになった要因の大部分を占めるのは、自分の場合は仕事のストレスからくるものだったと思う。

 

詳しくは書かないが、業務上というか職種上というか、とにかくチームプレーに重きをおき、何をするにも相談、相談、相談という形で仕事は進められていた。

 

また、一つ一つは何ていうこともない仕事なのだが、細々しい仕事が無限に降ってくる仕事でもある。

 

そして、自分は男性なのだが、職場に他の男性が1人もいない。男女平等、LGBTなどが注目される昨今、このような発言もどう思われるかわからないが、男女の会話の中身はやはり圧倒的に違うと思う。(もちろん個人差があることは承知の上だ)そんな中で、コミュニケーションも意識的にしないと業務にも支障が出る。

 

・ホウレンソウを必要とする頻度が非常に高い

・細かい仕事がありマルチタスク処理の能力が求められる

・同性の同僚がいない

とまとめるとこんな感じの現状だ

 

さて、そんな中で自分を振り返ってみるとする。

 

前にも何回か書いたと思うが、個人的にはADHDグレーなのではないかと疑っている。

子供の頃から、サッカーとか野球とかのチームスポーツよりも卓球とか、テニスとかの方が好きだったし、友達もそれなりにはいたが、それぞれの友達はとてもマイペースで自分のやりたいことを各々やりながら、必要に合わせて会話する関係性が好きだった。

片付けが苦手なタイプで、部屋はいつも少し散らかっているというのがデフォだったし、カビの生えたパンは机の奥からは出てこなかったものの、それなりに無くしものは多い方だったと思う。

ただ勉強は偏差値で言えば、60以上はあったし、進学もそれなりに有名な大学に行った。

学生時代は、それなりに友達も選んで付き合えたし、勉強は自分との向き合いなので、周囲のことは考える必要がなく、部屋が散らかってはいたものの決定的なミスはおかして来なかったので、見過ごしていた感はある。

 

しかし社会人になると、周囲のざわめきが気になったり、人間関係を円滑に保つことに労力を使ってへとへとになって仕事に集中できなかったり、優先順位を決めることが苦手で何から手をつけて良いかわからなかったり、と困りごとが増えてきた。

 

現在の仕事を当てはめてみると、細かい仕事でちょこちょこと集中を途切れさせられたり、同僚が女性で異性であることもあり相手の思いを想像しながら接したりと自分にはきっと向いていない仕事だと思う。

 

全ての人が、何かしらに不満を持ちながらもうまくストレスを発散しながら社会に溶け込んでいるので、自分に合わないからと言って仕事を変えてたら生きていけないぞなどとお叱りの言葉を受けそうだが、嫌なものは嫌だし、嫌な環境で働くことは非常にストレスになっている。現にうつになっちゃってるし。

 

自分がADHDグレーだと仮定して話すのであれば、自分にとってなるべくストレスにならない(我慢できるストレスを探っていく)仕事をした方が良いのだと思う。

 

そうなってくると、自分に合いそうなのはIT系の仕事だと思っている。

リモートで仕事ができる時代にもなってきているし、ホウレンソウはチャットが基本になりそうだ。そうなれば、自分の好きなタイミングでメールをみて返信したり、よく考えて自分の気持ちを整理して発言ができそうな気もする。

 

理想はフリーランスとして働けたらどれだけ素敵かとは思う。

 

休職をしてみて、おそらく今後も時間の大部分を占める仕事に対して考える良いきっかけになった。辞めるのか、復帰するのか大きな人生の岐路に立っている。