うつ病から始まる休職生活

うつ病になってからの記録とこれからの人のために

桜木町

休職中につき、平日動き回ることができるリーマンことずーやまです。

 

一昨日、とても気分がよく、人に会いたいな〜と久しぶりに感じていたところ、たまたま友人よりLINEあり。

 

「だめもとで聞くけど、明日って空いてないよね?土日休みだったよね?」

 

何という、タイミング。

 

ズレた間の悪さもそれもキミのタイミング

なんて歌詞もありますが、逆に超間のいいというか、最高のタイミングです。

 

二つ返事でOKしました。

 

どこで待ち合わせるかという話になり、相手の最寄りは神奈川県の桜木町駅

自分の最寄り駅からは1時間弱かかるのですが、こんな時じゃないといけない場所のような気がして、相手の最寄りまで行く約束をしました。

 

桜木町といえば、僕世代いじょうなら思い浮かべるのは一つ。

はい、ゆずの「桜木町ですよね〜。

今までちゃんと聴いたことがなかったのですが、湘南新宿ラインに乗りながらしっかりと聴いてみると、あれ、これ失恋ソングなんだ・・・。しかも、多分、女の子に好きな人ができて男が振られるみたいな。。。

 

などと、プチ発見にしみじみしながら電車に揺られてました。

 

そして、桜木町駅と友達と合流。

うつで休んでいることは事前に伝えて、おいたので特に今日会えたことに言及されることもなく、変に心配されなくて嬉しかった。

 

どこに連れてってくれるのかと思っていたら、駅から直結した謎に風情のあるというか味のある地下通りへ。

 

駅直結の「桜木町ぴおシティ」というショッピングセンター?へ

 

一区画全てが居酒屋(しかも立ち飲み屋のような大衆系居酒屋ばかり)の通りに案内してくれました。昼からみんなガボガボ酒飲んでます。最高です。

 

ただ、昼から飲めて嬉しい気持ちと、うつで休職してるのに昼間から飲むなんてどんな神経してるんだという心の葛藤が生まれてしまいました。

 

何となく、もやっとした気持ちを友達に伝えると

頑張りすぎて疲れちゃってるんだから、飲んで元気にならなきゃ!こんな時こそ、こんな時じゃ無いと平日から店で飲めないよ!」

と言われて、

「まあそれもそっか。職場の人には言えないけど、無責任だと思われたりもしそうだけど、いいや。」

吹っ切れて、「俺、この店行ってみたいな〜」なんて自分から言っちゃってました。

 

いろんな意見あると思うけど、公式的に休みをもらってるわけだし、病気の面でも可能であれば外の光を浴びたり、人と関わったりしながら治療を進めた方が良いと病院の先生にも言われたし・・・なんて、言い訳めいたことを思いながら飲んでました。

 

その居酒屋は、海鮮居酒屋系のお店で、立ち飲みスペースと座れるスペースがありました。どの店もハッピーアワーを開催していて、真昼間からヤガヤと笑い声や話し声が飛び交ってました。

 

周囲を見ていると、夫婦と思われる2人が向き合ってビールを乾杯していたり、大学生と思われる4人組が楽しそうに笑い合っていたり、1人のお客さんはお酒と向き合って満足そうに飲んでいたり・・・

 

元々お酒は好きな方ですが、居酒屋の雰囲気ってめっちゃいいですよね。

酒の席は笑顔や笑い声が響いて好きです。もちろん会社関係とか接待とかもあるんだと多いますが、お酒の力を借りて多少なりとも気持ちが緩んで普段見れない一面が見れたり、この人意外と喋る人だったんだなとか、新しい発見を出来るのも魅力かもしれません。

 

友達とはタイムリーなうつの話をして、精神科はどうだったかと聞かれました。

割と普通な人、というか一見何も病気なさそうな人ばっかりやったよ」と言うと妙に納得していて、

確かに。電車とかで障害者のマークみたいなんつけてる人見かける時あるけど、あれ見ててもなんの障害なんかわからんもんな普通の人って感じ。みんな人それぞれ何か抱えて生きとるんやな〜

と悟りを開いていました笑

懐メロの話をしたり、時に復帰のことを話して自信無いな〜なんていうと励ましてくれたり、いい友達に恵まれてるな〜と思います。

 

自分こんなに優しくできない!と変な自己嫌悪に陥ることもありますが、してもらったことは今度は相手に返してあげる精神で、周囲の人にも優しくできたらなと思います。