うつ病から始まる休職生活

うつ病になってからの記録とこれからの人のために

どんな自分でも受け入れる勇気

最近毎日、風強くないですか?セットした髪型も常に台無しです。おはようございますずーやまです。

 

本日も図書館よりお送りしています。

本日も・・・と言われても知らんがなと言われそうですが、休職してからというもの毎日図書館に入り浸っています。(一日家にいると頭がさらにおかしくなりそうなので。)

 

きっと図書館の人には、「あ、またあの人きてる。無職なのかな。」と思われることでしょう。「いいえ!休んでるんです!」でも半分無職なんで、まあ当たってるか。

 

突然ですが、あなたは自分のことを「完璧主義」「プライドが高い」と思いますか?

自分はYES(寄りかな?)です。

 

とても完璧主義です(でした)。考え方として。でも実力が伴わないので、思うよいうにいかず全てを投げ出したくなります(ました)。

また、プライドも高いので認められたい気持ちも高いです。失敗して評価を下げることを恐れて挑戦できなかったり、周りの評価がとても気になります。

 

この2つは自分の精神にそれはそれは深く、関わっている特徴だと思ってます。

 

完璧主義であるということは、成功ルートが見えないと動き出せない、とか、うまくいかなくなるとそこから進めなくなります。

また、それを周りに知られると困るという思考でうまくいってないのに、強がって嘘をついてしまい、結果的に周りに相談せずに後々、大きなミスが発覚したりします。

 

じゃあなぜ、そもそもそういう自分になってしまっているのかを考えると、幼少期に遡ります。

 

小さい頃から割と成績が良くて、話し方も柔らかい方だったので優等生だと言われてきました。生徒会に入り、模範生の扱いを受けていたように思います。

 

特に父親は僕に期待をしていました。それは彼の背景にあるものがそうさせたのだと思いますが、父親は高卒でした。本来なら地頭もいい方だったので進学を考えていたそうなのですが、貧乏な家庭で育ったので大学に行かせる金はないと言われたそうです。

仕事をし始めてからも、大卒がどんどん昇進する中で劣等感を感じ、学歴に対してより固執するようになっていきました。

 

そんなこともあり、僕には良い大学(いわゆる学歴の高い)にいってほしいと願っていたみたいです。それを何となく肌で感じ続け、期待を押し付けられていたように思います。

 

小学校の頃に父親から言われて覚えているのは

「小学校のテストは簡単なんだから、70点以下は普通はありえないよね」という言葉です。おそらく父親は何気なく言った言葉で、僕自身も小学校の頃のテストはほぼ90点以上だったのでそんな発言をしたのではないでしょうか。

 

しかしながら僕にとっては結構なプレッシャーでした。

苦手な科目でもし、70点をとったらどうしよう。がっかりさせたくない。

そんな思いで一度、カンニングをしたこともありました。

 

うちは父方の両親とも同居をしていたので、いわゆる2世帯住宅で、じいちゃんばあちゃんと一緒に暮らしていました。

 

また、ばあちゃんも成績を気にしているタイプでした。

中学の頃は、中間テストや期末テストで良い順位になるとお金をくれました。

 

ある程度、少し大人の考えできるようになった僕は、「お金をくれるということは、成績が良いことを望んでいるのだ。」という解釈をして少しプレッシャーでもありました。

 

血は争えないとはよく言ったもので、ばあちゃんも、父親もそうやって生きてきたのでしょう。

 

そんなこんなで、今の自分が出来上がっているのだと思います。

 

そして、このまま地元で育っていれば、もっと完璧主義でプライドの高い、いわゆる「真面目系クズ」になっていたかと思うのですが、大学進学を期に上京し色々な世界を見ることが出来たことで、少しマシな自分でいれる気がします。

(上京という選択を支援してくれたのも父親です。その部分はすごく感謝してます)

 

人はさまざまな所から影響を受けて出来上がっていくものだと僕は思っているので、置かれた環境や状況はととても大切だなと。

 

おそらくうつ病になる人は、真面目で思い込みが強く、完璧主義の人が多いのではないかと思います。真面目だからどうにも自分では解決できないことを一生悩んでいたり、完璧主義だから自分の置かれている立場に耐えられなくてでも、動けなくて詰んでいたり・・・。

 

考え方のベースはきっと幼少期の影響が大きく、それは根本の部分では一生変えられないのだと思います。

 

でも、いろんな人を見て、いろんな生き方に触れることで、少しは変わることができるんだと僕は信じています。

 

昔は面白いことをして目立つなんて絶対に自分にはできない!と思っていたし、そんなこと恥ずかしい!とか思っていましたが、最近では目立つのも面白いかな〜とか、面白いことみんなでやるのも思い出になりそうだな〜なんて感じてます。

 

狭い世界で生きずに、一生に一度のこの人生なので、失敗を恐れずに行動できる自分でいたい。そんなことを思う今日この頃です。