うつ病から始まる休職生活

うつ病になってからの記録とこれからの人のために

平日の図書館通いと、時々変な人。

うつ病になって休職してからというもの、図書館に通うようになりました。

 

今までも仕事柄、図書館に2ヶ月に1度くらいは本を探しにやってきていたのですが、駅から少し離れていることもあり、ちょっとばかり足が遠のくような、気軽に利用したいという感じではなかったです。

 

しかし休職してみて、1、2週間は動くこともままならず、外に出るのも人に会うのも嫌だったのですが、だんだんとずっと家にいる方が、病みそうだと感じてきました。そして朝日を浴びるための散歩も兼ねて図書館に通うことにしました。

 

きっとうつ病にもフェーズがあるんだと思うんです。

 

何度も書きますが、2月の3連休いきなりベットから起き上がれなくなりました。

残った仕事を月曜までに終わらせるという自分の宿題もありましたが、PCに向かってもどうにも集中できないし、何文字が書いたら消して、また書いては消してを繰り返し、今まで以上に仕事が苦痛に感じました。

 

その時には、トイレに行ったらベット、ご飯を食べたらベット、なんならお腹が空いた時には、手の届く範囲にお菓子を置いておいて、ベットで食べました(汚い笑)

このように何か一つ行動したらベットというように自分の世界がベットになりました。

 

3連休後、すぐに精神科に行くとうつ状態との診断が下り、診断書をもらい、それを職場に送付することになったのですが、郵便局に行くことがもう辛い。やっとの思いで近くの郵便局にいった記憶があります。

 

そんな僕でしたが、最近は外に出たいな〜と思うことも増え、この休職期間中に何かできることはないかと考えてることも増えてきました。

多分、生粋の引きこもりではなかったみたいです。元々元気な時は用もないのに電車に乗って新宿に出たり、広い公園をお散歩してみたり、変なイベント(失礼)があれば覗いてみたり。

 

そうなると、うつ病治った!仕事復帰だ!となるように思いますが、そうはならず。。。

これは見方によっては甘えだと捉えられるのかもしれませんが、こうやって外に出て図書館に通うことはできても、朝の通勤ラッシュの電車に乗ったり、職場で仕事をしたりすることを想像すると酷く落ち込んだ気持ちになります。

(そんなのみんなそうだ!それを我慢しながら社会に溶け込んでいるんだ!と思われそうですが、普通はちょっと嫌だな〜面倒だな〜と思うくらいですが、じゃなくて、めっちゃ嫌だな!それなら仕事やめようかな!くらい嫌です。)

 

というわけで(どんなわけだ)

最近は図書館に通ってます。(あ、戻った)

 

改めて図書館を利用することになって、こんなにいい設備が無料で使えるなんて素晴らしいと思います(税金払ってるので本当は無料ではないですけど。)

 

僕の通っている図書館は区内でも結構大きい方で、設備も綺麗です。

 

なんと、Wi-Fiも繋がってるんです。個人的にはびっくりしました。

自習スペースもあり、コンセントも付いているのでPCを使うこともできますね。

 

何気にカフェも併設してあって、そこに外から持ち込んだものを食べるスペースなんかもあります。

ここ最近は朝からきて夜まで図書館にいることも多いので、お弁当を作っているのですが、それを持ち込んで食べることで節約にもなってます。

 

学生の頃に近くにこんな図書館あったら入り浸ってただろうな〜(今も入り浸ってますよ

 

誰でも入れる場所だからこそ、いろんな人間模様が見れて楽しいです。

そして、休職して思うのは土日には事件がほとんど起こらないということです。(偏見)

 

図書館に通い詰めて1週間以上立ちますが、見るからにヤバそうな人は土日にはきません。(ヤバそうっていうのは、なんかイベント発生させそう・・・って意味です笑)

 

今週の平日は3日間連続で、おそらく統合失調症のおじさんがきて、でかい声で1人で話をしていました。

 

最初電話でもしてんのかな?って思ったけど、耳には何も付いていないし、スマホも持ってない。よくよく聞いてみると

「何回も言ってるけどな!そうは筋が通らねえんだよ。だからちげーんだよな。いい加減にしろよ!」

と怒ってました。おじさんが言うように、本当に何回も言ってました。

 

こういうのって、昔の記憶を呼び起こして幻覚の中で会話してるんですかね。どうにメカニズムでこれが起きているのかわからないですが、自分でも無自覚のままで現実と妄想の世界の区別が付かなくなるって、めっちゃ怖い。

 

僕たまに変な妄想するんですけど、もし今この世界は全て夢で、自分は本当は事故とか病気になっててずっとベットで動けないんじゃないかみたいな。とか、この世界はもう仕組まれていて、誰かの手のひらでずっと転がされ続けていたりして。。。とか。

 

こういうのがエスカレートしていくと、現実と妄想の区別がつかなくなってくるんですかね。

 

また、一昨日の木曜日には、おじいさんがカウンターで「予約している本がいつまで経っても手元に届かない」とキレてました。

 

「俺は税金を払ってるんだから、区としてちゃんと仕事してもらわねーと困るんだよ。在庫は1冊しかないのか?もっと買えよ」と。

あ〜こういう、俺らの税金で生活している公務員アンチの人いますよね。なぜ公務員ばかり叩かれるのか謎です。民間の会社員だって他の人から払ってもらったお金を元に給料をもらって生活しているわけですし。

ぼやっと、面倒な人いて図書館の人も大変だな〜と思っていると、と図書館の人が

 

「これ、他の区にあって、なかなかこちらまで回ってこないもので。。。」というと

 

途端におじいさんは

「それを早く言いなさいよ。それは仕方ないわ。そりゃ自分の区を優先して回すでしょうよ。そしたら、1年は順番が回ってこねーな。はいはい、納得。おたくが最初から他の区にあるって言えばいいのに。それならこっちだって無理にとは言わねーのよ」

と妙に納得していました。意外と聞き分けのいいジジイ()だったのね。

 

図書館の人も平謝りの後で「いつも図書館を利用していただいてありがとうございます。嬉しいです。」と、きっと毛ほども思ってないことを言っていて、ああ、なんか社会・・・って思ってしまいました。

 

きっと、図書館の人も変に反発してクレーム入れられて上から改善命令出されるより気持ちよく帰ってもらったほうが、自分にとってメリットあると思ったんでしょう。

 

両方とも平日の出来事で休日にはそんな人たちがレアキャラになります。

 

平日には、マサラタウンコラッタやポッポくらい出現するのに、休日になるとおつきみやまのピッピくらい出てこなくなります。

 

自分の単なる思い込みなのか。

わかる人いたら解説してください。

 

休職している身としては、社会に馴染めない自分の弱さだとか、不適合への悲しみなども抱えていますし、上を見ればキリがないですが、下を見てもキリがないこともわかってきました。

 

もし、今の仕事が無理なら退職もありです。人生一度きり。

 

ただそのためには今後に役立つスキルも身につける必要がありますし、自分が気持ちよく生きていける環境は自分にしか作れないものだと実感してるので、できる努力を毎日積み重ねていかなきゃです。

 

自分は割と軽いうつの症状なんだと思います。中には本当に何ヶ月も動けない人もいるみたいですし、いろんな精神疾患が併発したり、発達的な問題も合わせて抱えてる人もいるようです。

(多分僕も、発達系はグレーの所感ありです。検査受ける予定です。)

 

数的なマジョリティばかりに目を向けずに、見えない、または見えずらいマイノリティにも優しい世界でありますように・・・