うつ病から始まる休職生活

うつ病になってからの記録とこれからの人のために

サインを見逃さない:心身の不調に気づく

自分がうつ病になってしまったのは(正確にはうつ状態)何故なのかと思い返した時に心当たりばかりで、それで病んでしまいそうです(笑)

 

自分が気付くきっかけは”3連休にベットから起き上がれなかったこと”や”残っていた仕事が全く進まなかったこと”で何かおかしい・・・。いつもと違う・・・。と気が付いたのでした。

 

このように自分は体からのサインがあり、それを「おかしい」と思ったことで今現在、大事にならずにいます。

しかしながら、こうやって処置する人の方が少ないのが現状なのではないかなと肌感で感じています。

僕自身、平日仕事が終わって21時頃に帰宅し夜ご飯を食べると座椅子で寝てしまい朝の3時頃に目が覚めて風呂に入り6時にはまた起きて・・・・という生活が続いていました。

 

夜9時に帰宅するやつなんてたくさんいるだろ!と思われる方もいるかと思います。

僕はそれに加えて人間関係にも疲弊していました。目に見えない所でダメージを受けていたんです。

 

うつ病になる人は真面目な人が多いと聞きます。

僕の場合は真面目というか融通が利かない性格だと思っています。

きっと、どうにもならない問題って世の中にはいっぱいあるじゃないですか。

(人との関係、自分の能力、考え方、仕事の事、世間での自分の立ち位置・・・)

 

自分のウィークポイントは人との関係を必要以上に勘ぐったり、顔色をうかがったりしてしまうところにあります。

「あの発言良くなかったな」とか「あの態度をしたことで嫌われちゃっただろうな」とか考えてしまうんですよね。頭ではわかってるんです。人は案外他の人に興味ないし、また完璧でもないので気分でいう事ややることも変わると。

 

ただやはり心で理解しきれない、割り切っていけないというものです。

 

そんな考え方を繰り返していくうちに、だんだんと身動きが取れなくなってきたんです。周囲に相談したり助けを求めたりできない。でも仕事は山のようにある。それぞれの上司のいう事が異なってどちらかを立てると、どちらかに対立してしまうのでは・・・と思い、どちらのやり方にも従えず、結局、仕事が進まずに注意を受ける事が多くなりました。

 

いわゆる「負のループ」の渦中に吸い込まれていきました。

 

そのループで溺れかけた結果、ある日突然動けなくなる現象が起こったんですね。

 

本当に心の傷は怖いものです。目に見えないのだから。。。

正しくは脳の病気なので、心というふんわかした表現は違うのかもしれませんけどね。

 

それでも少しずつ前は向きたいと思ってます。

どんな時でもどんな状況でも再起できると僕は思ってます。

まだ全然、人の目に触れないブログですが、こんな僕でも体験記として読んでもらって、少しでも同じ人が元気になったり、前を向いていけたら嬉しいな~